文字列に変数を埋め込むprintf()関数
PHPでは、文字列を操作することがよくあります。そのときに便利なのが printf()関数です。 printf() 関数 printf()は、文字列の中に変数を埋め込みできます。 ...
HTMLタグの一部を生成したい場合に役立つ関数
WordPressでフォームのHTMLタグなどを出力したいことがありますね。そういった場合に便利な関数が用意されているので、いくつか紹介します。 checked() 関数 二つの値を比較し、一致した場合に 「 checked=‘checked’」 (一致しない場合は空)を出力または返します。※先頭に半角空白があることに注意してください。 ...
WordPressのオプションAPIを活用する
WordPressのデータベースにデータを登録したり、読み込みしたりする関数群の紹介です。 WordPress のオプションテーブル WordPressをインストールすると、オプションテーブル wp_options が作られます。このテーブルには siteurl, admin_email, posts_per_page, date_format, user_count, current_theme 等のWordPress設定が保存されています。 ...
PHPのサポート期限
PHP8.0以降のバージョンのサポート期限を表にしました。原則として、アクティブサポートがリリースから2年、セキュリティサポートがさらに2年です。 バージョン リリース日 アクティブサポート セキュリティサポート 8. ...
WordPress固定ページを更新順にするメニュー
WordPressでは、管理画面にメニュー項目を追加できます。これを利用して『固定ページを更新順にするメニュー』を追加してみます。 add_submenu_page() add_submenu_page()を使うことで、管理画面にメニュー項目を追加できます。 add_submenu_page( 'edit. ...
WordPress のデフォルトテーマ
WordPressでは、デフォルトテーマが用意されています。 インストール直後に有効になっているテーマ デフォルトテーマは、インストール直後に有効になっています。WordPressのバージョンによりデフォルトテーマは異なります。WordPress6.4では、Twenty Twenty-Four(twentytwentyfour)です。 ...
WordPressで外部APIなどに接続する
WordPressから別のウェブサイトの情報を取得する方法です。「別のウェブサイトの情報を取得する」「公開されているAPIにWordPressからアクセスする」といった場合に役立ちます。 wp_remote_get()関数 外部のウェブサイトの情報を取得するときには、そのウェブサイトにリクエストを送ります。 パソコンやスマホからだと、ブラウザを開いてアクセスしますね。この、「ブラウザを開いてアクセス」に相当する処理を実行するわけです。 HTTPリクエストを生成する、と呼びます。 ...
date()とwp_date()の違い
PHPには、日付・時刻を表示するdate()関数が用意されています。WordPress(バージョン5.3以降)では、wp_date()関数が利用できます。 PHPのdate()関数 date()関数は、日付・時刻を所定の書式にする関数です。 date($format, $timestamp); // 出力する場合は echo をつける $format は、[文字列]で、Y-m-d H:i:s 等の書式が入ります。Y:年4桁、m:月2桁、d:日2桁、H: 時(0-23)、i: 分、s: 秒、となります。月の表示は、mを指定すると常に2桁で01-12、nを指定すると1-12、となります。日の表示も同様に、dを指定すると常に2桁で01-31、jを指定すると1-31、となります。 $timestamp は、[整数]で、Unixタイムスタンプが入ります。省略時は現在の時刻になります。 wp_date()関数 WordPressに用意されているwp_date()関数も、date()関数と同様に、日付・時刻を所定の書式にする関数です。 ...
文字列内の検索に便利な関数 str_contains(), str_starts_with(), str_ends_with()
PHP8から導入されている関数str_contains, str_starts_with, str_ends_withを使うと、文字列を検索するのが便利になります。 str_contains() str_contains()は、文字列内の検索を行います。第一引数が検索対象の文字列、第二引数が探したい文字列です。検索対象の文字列に探したい文字列が入っていればtrue、そうでなければfalseを返します。 ...
名前付きパラメータ(PHP8以降)
PHP8以降では、関数の引数に名前付きパラメータが使用可能です。 主なメリット 「名前付きパラメータ」の主なメリットは パラメータの役割が分かりやすくなる パラメータを書く順序が自由になる 省略可能なパラメータがあるときに、一部のパラメータの指定がしやすい が上げられます。 ...
WordPress で時間を便利に扱う(読了想定)
ブログで記事を書いた日時を載せるときに、〇〇年〇〇月〇〇日、と載せるだけでなく、〇日前、といった表記もしておくと、訪問者にも分かりやすいですね。 このような時間の差分を計算してくれる関数が、WordPressには用意されています。 human_time_diff()関数 human_time_diff()関数は、開始時間と終了時間を指定すると、差分を計算してくれます。戻ってくるデータは、「2時間」「3か月」など、人にとって分かりやすい表記になります。 ...
WordPressのtransient キャッシュAPIを活用する
ウェブサイトには、「定期的に更新する必要はあるが、アクセスする都度はデータを更新する必要はない」という特徴のデータもありますね。例えば、アクセスランキングなどです。そういった場合、データをキャッシュに保存しておき、一定期間はキャッシュを参照する、という実装にすることで、サーバー負荷軽減・応答速度向上につながります。 WordPressでは、このようなキャッシュ機能を提供する Transient API が用意されています。 ...
WordPressのPHP8への対応
WordPressでは、バージョン6.3から、PHP8に対応しています。(6.2まではPHP8はベータサポートでした。)このため基本的にはPHP8で動作します。str_contains()関数 のようなPHP8で導入された関数も利用できます。 ただし、PHPに未対応のままのコードが残っている可能性はあるかもしれません。 テーマやプラグインについても、PHP8対応が推奨されています。ただし、まだ対応していないテーマやプラグインもあるようです。 ...
必須プラグイン mu-plugins の仕組み
WordPressでは、必須プラグイン(Must-use plugins) という仕組みがあります。通常のプラグインは、管理画面で有効化することで、有効になります。一方、この必須プラグインは、「wp-content/mu-plugins/ フォルダに置いたプラグインが自動的に有効になる」というものです。 ...
フックなどで特定の値を返したい場合に役立つ関数
WordPressでは、フックを使ってカスタマイズすることがあります。 trueを返す関数、falseを返す関数など、特定の値を返す関数が用意されているので、これらを使うと便利なことがあります。 __return_●● 関数 WordPressでは、 wp-includes/functions. ...
WordPressのブロック一覧
WordPressのブロック一覧とスラッグです。バージョンはWordPress6.4です。 functions.php等でカスタマイズするとき、ブロックをスラッグで指定することが多いです。 ↓ は、WP_Block_Type_Registry クラスの get_all_registered() メソッドを実行して、登録されているブロックの一覧を取得しました。 ...
WordPressで定義されている定数
WordPress6.4時点で定義されている可能性のある定数の一覧です。 WordPress本体のファイルから文字列検索しているため、コメントでのみ記述されているなどで実際には使われていないものも含みます。 define()を検索した結果 ./xmlrpc.php:define( 'XMLRPC_REQUEST', true ); . ...