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抜粋の対象となるブロックを指定する (読了想定)

WordPressには、抜粋(記事の概要)があります。 抜粋は、投稿者が記事と一緒に作成することができます。 もし、抜粋を作成しなかった場合は、記事本文からWordPressがテキストを抽出して抜粋を作成します。

抜粋の対象となるブロック

標準では、以下のブロックが抜粋の対象となっています。

  • 見出し
  • 段落
  • カスタムHTML
  • リスト
  • クラシック
  • メディアと文章
  • 整形済み
  • 引用
  • プルクオート
  • テーブル

抜粋の対象となるブロックを指定する

上記のブロック以外のブロックを抜粋の対象にしたい場合もあるでしょう。その場合は、excerpt_allowed_blocksフィルターフックを使うと、抜粋の対象となるブロックを指定できます。

例:画像ブロックのキャプションを抜粋に反映させたい場合

function my_excerpt_allowed_blocks( $allowed_blocks ) {
	$allowed_blocks[] = 'core/image';
	return $allowed_blocks;
}
add_filter('excerpt_allowed_blocks','my_excerpt_allowed_blocks');

画像ブロックのスラッグは、core/imageですので、core/imageを $allowed_blocks に追加すればOKです。 excerpt_allowed_blocksフィルターフックが wp-includes/blocks.php の excerpt_remove_blocks()関数にあります。

上記コードは、excerpt_allowed_blocksフィルターフックを使って、画像ブロックを抜粋の対象に追加します。 画像ブロックで画像に付けたキャプションを抜粋の対象にします。

独自のブロックを作成する場合は、そのブロックを抜粋の対象にするのかどうかも指定しておくと良いでしょう。

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